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環境への取り組み
第一紙工株式会社では王子製紙グループの一員として、環境管理の確実な遂行に向けて、「王子製紙グループ環境マネジメントシステム(O-EMS)」を取得し環境管理体制を今まで以上に強化して参ります。
O-EMSとは王子製紙グループ独自のEMS。ISOのような第三者認証ではありませんが、社内の専門スタッフと共同で実行することで、ISOの規格と環境監査の指導内容を融合。実務に合わせた漏れのない管理ができます。
環境マネジメントシステム(EMS)は、あくまで環境管理の手順を定めたシステム。この運用の結果がどうなったかは、事業者自身で確認を行う必要があります。それを確実にしているのが、現地での環境監査です。
王子製紙グループでは、法令遵守を始めとする幅広い環境業務の実施状況をチェックするため、1994年から環境監査を行ってきました。当初、王子製紙9工場でスタートした試みは、2002年以降はグループ全体に対象を拡大。しかしながら2007年7月には、王子製紙5工場、王子板紙4工場の計9工場において、ばい煙の排出基準超過、データ改ざんが判明したのです。このあってはならない過ちを二度と繰り返さないために、実施件数だけでなく監査内容そのものも徹底的に見直して、体制を強化しています。
具体的には、操業現場での日報の確認だけでなく、オペレーターに対して異常時への対応をインタビューするなど、操業の実態にまで踏み込んだ内容となっています。データについても抜き打ちチェックを行い、時間をかけて、入念に検証を行っています。この見直しによって、環境監査のチェック項目は170から470へと大幅にアップしました。1事業所における監査時間も最大6倍にまで増強し、2年間かけて、王子製紙グループ内の209事業所において監査を実施しています。
O-EMSとは王子製紙グループ独自のEMS。ISOのような第三者認証ではありませんが、社内の専門スタッフと共同で実行することで、ISOの規格と環境監査の指導内容を融合。実務に合わせた漏れのない管理ができます。
環境マネジメントシステム(EMS)は、あくまで環境管理の手順を定めたシステム。この運用の結果がどうなったかは、事業者自身で確認を行う必要があります。それを確実にしているのが、現地での環境監査です。
王子製紙グループでは、法令遵守を始めとする幅広い環境業務の実施状況をチェックするため、1994年から環境監査を行ってきました。当初、王子製紙9工場でスタートした試みは、2002年以降はグループ全体に対象を拡大。しかしながら2007年7月には、王子製紙5工場、王子板紙4工場の計9工場において、ばい煙の排出基準超過、データ改ざんが判明したのです。このあってはならない過ちを二度と繰り返さないために、実施件数だけでなく監査内容そのものも徹底的に見直して、体制を強化しています。
具体的には、操業現場での日報の確認だけでなく、オペレーターに対して異常時への対応をインタビューするなど、操業の実態にまで踏み込んだ内容となっています。データについても抜き打ちチェックを行い、時間をかけて、入念に検証を行っています。この見直しによって、環境監査のチェック項目は170から470へと大幅にアップしました。1事業所における監査時間も最大6倍にまで増強し、2年間かけて、王子製紙グループ内の209事業所において監査を実施しています。